最近よく聞かれるようになった「スーパーフード」という言葉。実は日本に根付く食材のひとつである抹茶も「スーパーフード」と呼べる食材のひとつだったのです。
抹茶に含まれる栄養素
抹茶にはさまざまな種類のビタミン・ミネラルや、ポリフェノールの一種であるカテキン、さらにはリラックス効果があると言われているテアニンというアミノ酸の一種も含まれています。
抹茶の3つのうれしい効果
1.美肌を作る助けに
抹茶には美肌作りに欠かせないと言われるビタミンA・C・Eのすべてが含まれています。
茶葉をそのまま粉末にしている抹茶は、これらのビタミンを無駄なく摂取することができます。
2.ダイエット&コレステロールの低下に
抹茶に含まれる茶カテキンには、カラダの中の脂肪を分解・消費し、エネルギーに変える働きがあります。また、悪玉と呼ばれるLDL-コレステロールの低下にも効果があり、コレステロールが高めの方の食生活の改善に役立つとも言われています。
3.リラックス効果
見た目の美しさを保つには、心の安定も大切。あまり聞きなれないテアニンという栄養素は、アミノ酸の一種でお茶の「うまみ」の素となっています。さらに、気分をリラックスさせてくれる働きがあるとも言われています。
抹茶のおすすめの取り方
日本では茶道という文化として親しまれてきた抹茶ですが、今では「抹茶ラテ」などミルクと合わせたり甘みを加えたものが若い世代の方にも広く愛されています。
◎抹茶塩
できるだけ細かい粒子の塩と抹茶を1:1で合わせます。
天ぷらなどの揚げ物に天つゆの代わりとしてつけたり、茹でたそばにつけて食べてもいつもとは一味違った美味しさで楽しむことができます。
◎抹茶チョコレート
ホワイトチョコレート1枚を溶かし、そこへ抹茶大さじ1程度を加えてお好みの形に固め直すだけ。お好みで抹茶の量を調整してもOK。苦みが得意ではないという方におすすめのとり入れ方です。
◎抹茶バナナミルク
そのままで栄養価の高いバナナミルクに抹茶をひと匙加えてみましょう。スーパーフード入り・スムージーで一日を元気に過ごせる、朝におすすめの一品です。
抹茶は飲むだけでなくパンやお菓子、料理などに用いてもおいしく食べることができるので、いろいろなアレンジで試してみてください。
「あすけん」より