未(ひつじ)・申(さる)年 生まれの守護神は

干支には十二支(子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥)あり、それぞれに御守護神さまがおいでになります。

未年と申年の守り本尊(御守護神)は、大日如来さまです。

大日如来（だいにちにょらい)

大日とは「大いなる日輪」という意味です。太陽を司る毘盧舎那如来がさらに進化した仏です。密教では大日如来は宇宙の真理を現し、宇宙そのものを指します。また、すべての命あるものは大日如来から生まれたとされ、釈迦如来も含めて他の仏は大日如来の化身と考えられています。 (仏像ワールドより）

金剛界(智慧がとても堅く絶対に傷がつくことがないことを意味)と胎蔵界(母親の母胎のようにすべての森羅万象が大日如来の中に包み込まれている様を意味)、この2つが揃って大日如来を本尊とすると言われています。

大日如来のイラスト画

大日如来の仏像の作例

• 岐阜・横蔵寺像、鎌倉時代。
• 京都・東寺講堂像、現存像は室町時代の再興。
• 奈良・円成寺像、平安時代末期、運慶作。国宝。
• 和歌山・金剛峯寺像、平安時代前期、元西塔本尊。
• 栃木・光得寺像、鎌倉時代、運慶作。
• 東京・真如苑 像、鎌倉時代、運慶作。
• 大阪・金剛寺像、鎌倉時代。国宝。
• [フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』より]

大日如来の参考動画（ユーチューブより）