今回は、アレンジのしやすさでも人気の水煮タイプに絞って15種類を徹底比較。チェックポイントは、1)身のやわらかさ 2)コストパフォーマンス 3)そのままの味 4)煮たときの味 5)焼いたときの味 の5項目で、各項目10点満点の合計点で総合ランキングをサタプラ的おすすめベスト5を決定しました。
ミシュラン一つ星を獲得する東京・西麻布の名店「麻布 和敬」の店主・竹村竜二さん。「企業の考え方がさば缶から垣間見れる」と語り、「さばの旨みを残した調味料のバランス」を審査ポイントに忖度なしに採点しました。
「さば缶」項目別では
「そのままの味」1位は
まずは「そのままの味」をチェック。竹村さんが「どこまで鮮度良く加工できているか、その差が出てくると思います」と言うように、食べ比べてみると鮮度の良し悪しが明らかに。そんな中で1位となったのは、マルハニチロの『月花さば水煮』(税込411円 ※番組調べ)。半世紀以上も愛されているさば缶で、竹村さんは「さばから出る旨みを感じられる。鮮度が良いさばを使われてるんだなっていう感じがします」、「さば缶の教科書のような味」と称賛しました。
「煮たときの味」1位は
「煮たときの味」のチェックは、アレンジメニューでも定番のさば大根に調理して比較。1位には、伊藤食品の『あいこちゃん鯖水煮』(税込398円 ※番組調べ)が選ばれた。「コクが二重三重な感じがありますね。さば自体の脂のりが違うんだと思います」と竹村さん。
「さば缶」ランキングベスト5
5位は
第5位は、いなば食品の『氷温熟成さば 水煮』(税込540円 ※番組調べ)。
おいしさの秘密が、缶詰で初めて採用された「氷温熟成」。さばをマイナス1度でじっくりと解凍することで鮮度が保たれ、旨みが逃げないのだという。「煮たときの味」のチェックでも、さば大根にして試食すると、「そんなにパサパサしていないし、甘辛い味付けとも合いますね」と清水アナ。「身のやわらかさ」でも高評価を獲得しました。
4位は
第4位は、極洋の『さば水煮』(税込312円 ※番組調べ)。
天日塩と水だけでシンプルに仕上げられ、煮ても焼いてもおいしく、コスパにも優れている。そんなさば缶を使った竹村さんおすすめのアレンジメニューが、「さばとブロッコリーのアヒージョ」。ほかにも、しょうゆ油をさっと塗って焼き付け、わさびと一緒に食べても。また、竹村さんは「例えば梅しそときゅうりもみを合わせて、熱いさばと冷たい梅しそきゅうりの対比で食べるのもおいしいかもしれないですね」と応じるなど、アレンジ性が抜群なのも魅力です。
3位は
第3位は 若狭小浜 田村長の『鯖缶詰(水煮)』(税込648円 ※番組調べ)。
鯖街道の起点である福井県小浜市で創業200年を迎えた海産物メーカーの一品。ボリューム感と脂のりの良さが特徴のノルウェー産さばを使用し、1缶1缶手作業で詰めている。素焼きにして比較した「焼いたときの味」では、苦戦する商品が続出する中で1位に。焼くことで脂が溶け出し、ジューシーな仕上がりになるという。さば大根にした「煮たときの味」でも、丸山は「おいしいよ。大根との相性もGood!」と大絶賛だった。田村長のオンラインストアで購入が可能。
2位は
第2位は、伊藤食品の『あいこちゃん鯖水煮』(税込398円 ※番組調べ)。
さばを生のまま缶に入れ、完全密封してから加熱処理する生詰製法により、さばの旨みや脂が逃げないようになっている。「煮たときの味」の審査でさば大根を試食した清水アナは、「すごく手の込んだ煮込み料理みたい」と驚き、部門1位を獲得した。竹村さんは「これで味噌煮を作ったらおいしいでしょうね」とおすすめ。ちょっと甘めの味噌と2~3枚の生姜を使うのがポイントだそう。
1位は
超一流料理人が「教科書のような味」と称賛する「さば缶」総合第1位はこちら!
そして第1位となったのは、マルハニチロの『月花さば水煮』(税込411円 ※番組調べ)。
大型の国産さばだけを厳選して使用。肉厚で、脂ののった味わいが楽しめる。「そのままの味」で1位、他の味の部門も10点満点で、総合1位に輝いた。そのままを食べた竹村さんは、「さばから出る旨みを感じられる。鮮度が良いさばを使われてるんだなっていう感じがします」、「さば缶の教科書のような味」と称賛。清水アナも「格別ですね。ほかと全然違う!」と絶賛した
皆様も参考にしてください!