脂質の摂りすぎにつながる要注意な食べ物

健康

※アフィリエイト広告を利用しています

脂質がたくさん入っていそうな食べ物と言えば、天ぷらやフライなどの揚げ物、スナック菓子や洋菓子など、何となくイメージがわきますよね。ですが、ヘルシーだと思っている食べ物にも、実は脂質が多く使われているものもあり、知らないうちに摂りすぎてしまっているかもしれません。

今回は脂質の摂りすぎによるデメリットと、「隠れ脂質」が含まれている食べ物をご紹介します

スポンサーリンク

脂質の摂りすぎに注意!

脂質の働きは

脂質は、脂溶性ビタミンの吸収を助けたり、ホルモンの材料になったりと私たちのカラダに欠かせない栄養素です。ですが、エネルギーは1gあたり9kcalと、炭水化物やタンパク質の倍以上のカロリーがあります。1日の脂質の目標量は、必要なエネルギー量の20~30%の範囲とされています。

脂質摂取量が多い人は3人に1人

平成28年国民健康・栄養調査の結果(厚生労働省)では、摂取した脂質の割合が30%を超えている人は、20歳以上で男性が約30%、女性で約40%という結果となっています。3人に1人は脂質を摂りすぎていることになり、かなりの割合と言えるでしょう。この割合は年々増加がみられています。

脂質を摂りすぎると

脂質を多く摂りすぎると、肥満や生活習慣病、メタボリックシンドロームの原因となります。中でも肉の脂身やバターに含まれる飽和脂肪酸の摂りすぎは、悪玉コレステロールを上げてしまう大きな原因となります。20歳以上の日本人の推定摂取量では、脂質だけでなく飽和脂肪酸も摂りすぎの傾向にある可能性が示されています。

摂りすぎ注意な食べ物5つ

1.ドレッシング

「ノンオイル」や「ハーフ」のものが販売されているだけあって、ドレッシングは油が多く使われています。中でも、マヨネーズは約8割が脂質で、他にもフレンチドレッシングは4割、ごまドレッシングは約3割が脂質です。ヘルシーなサラダにも、これらをかけすぎると脂質の摂りすぎに繋がってしまいます。なるべくカロリーオフのものを選びたいですね。また、計量して使うようにすると良いでしょう。

2.バター・マーガリン

油脂類であるバターは大さじ1杯89kcalで、食パンにたっぷり塗ると脂質もカロリーも摂りすぎてしまいがちです。マーガリンの方が「植物性」と書いてあるのでヘルシーなイメージを持つ方もいるかもしれませんが、マーガリンも油脂から作られるため大さじ1杯92kcalで、バターと変わらないカロリーと脂質の量です。食パンにバターやマーガリンを塗るよりは、ご飯食を選ぶ方が脂質を抑えられ、バランスが整いやすいかもしれません。

3.ベーコン・ウインナー

ベーコン1枚と、ウインナー1本には、それぞれ小さじ1杯強分の脂質が含まれています。ベーコンやウインナーは、脂身の多い部位を使って作られているため、少量でも脂質が多くなっています。自分が1回あたり食べる量はどのくらいでしょうか?毎日のように食べている方は要注意です。

4.ホイップクリーム

ケーキなどの洋菓子はもちろん、カフェなどで飲み物にもトッピングされていることがあります。「植物性」と書かれていても、カロリーや脂質は動物性のものと大きく変わりありません
例えば、ホイップクリームのたっぷり載ったフラペチーノは、1杯で脂質が大さじ2杯強分も含まれます。もし、デザートまで一緒に食べたとすると、女性の1日の目標量近く摂ってしまうこととなります。ホイップクリームが好きな方は気を付けましょう。

5.蒸しパン

コンビニやスーパーで売られている蒸しパンは、ヘルシーなように思えますが、種類によっては他の菓子パンより脂質が多く含まれているものがあります。1包装あたり脂質が大さじ2杯分近く含まれているものもあるため、ふわふわ・しっとり系の蒸しパンは要注意です。もちろん、蒸しパンだけでなく、菓子パンには脂質がたくさん使われていることが多いため、選ぶ際は栄養成分値を確認してみましょう。

知恵袋先生
知恵袋先生

 このように“隠れ脂質”を避け、脂質の少ない食材を選んだり、調理の油を減らしたりすることで脂質の量を抑えることができます。気づかないうちに摂りすぎてしまっている可能性もあります。

「あすけん」より



スポンサーリンク
スポンサーリンク
健康知恵袋
スポンサーリンク
シェアする
スポンサーリンク