あなたの呼吸は大丈夫ですか? 普段から鼻呼吸ではなく、口呼吸になりがちな人は少なくないといいます。人は本来、激しい運動をするときなどを除いて鼻呼吸をするものです。(但し健康、体調管理のために行う呼吸法によっては、鼻から吸って口から吐くなど、さまざまなかたちや方法がある)
口で息を吸って吐く口呼吸と、口を閉じたまま鼻で息をする鼻呼吸。
口呼吸になりやすい人は
- 口が開き気味になっている。
- 朝起きたとき、口の中が乾いている、のどがヒリヒリする。
- イビキをよくかく。
- 口臭があると言われることがある。
- 口のまわりや頬がたるんできた気がする。
チックポイントにあてはまる人は注意して下さい。
鼻呼吸のメリットは
健康のためには、口呼吸よりも鼻呼吸の方が良いといわれています。それは、なぜでしょう?
◆鼻呼吸の場合、息を吸うときに空気が鼻を通ることで、鼻の粘膜にある繊毛や粘液が空気中のウイルスや細菌などをキャッチし、フィルターの役割を果たします。一方、口呼吸の場合はそうした異物をダイレクトに体内に取り入れてしまうことになるのです。
◆空気が鼻の中を通ることによって、取り入れた空気に湿り気が与えられます。ところが、口呼吸を続けると口腔内が乾燥しがちになり、ウイルスや細菌がとどまりやすくなることもあり。これが免疫機能を低下させる原因となり、風邪をひきやすくなる場合もあります。また、口腔内の細菌が増えることで口臭が強くなったり、虫歯や歯周病などのリスクが高まることもあるようです。
◆鼻呼吸をすると呼吸がゆったりとしたリズムになるため、気持ちが落ち着きやすく、緊張をほぐす効果もあります。
口のまわりの筋肉を鍛える
普段から鼻呼吸を心がけるにはどうすればいいのでしょう? まずは、いつも口を閉じるように意識すれば自然と鼻呼吸になります。そのためには、ある程度の口まわりの筋力が必要です。他のことをしながらでいいので、「アー・イー・ウー・エー・オー」と口を動かして口まわりの筋肉を動かすのもよいでしょう。また、食事の際にしっかりと“かむ”ことも口まわりの筋肉を鍛えるのにおすすめです。
◇年齢とともに口のまわりや頬がたるみがちになることも。普段から口まわりの筋肉を動かすようにしましょう。◇
就寝時も鼻呼吸が大切です
日中だけでなく、寝ている間も鼻呼吸をすることが大切です。就寝中に口呼吸になると、いびきをかきやすくなったり、口の中が乾いてウイルスや細菌が増えやすくなったりする以外に、睡眠の質が低下することもあります
日中に鼻呼吸をするように心がけたり、口まわりの筋肉を鍛えたりすることで、就寝中の鼻呼吸を促すことも可能です。
(サントリーウエルネスライフマガジンより)
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