川柳も俳句も江戸時代に生まれた<五・七・五>の17音定型で同じ短詩です、どこに川柳と俳句の違いをがあるのか?
川柳と俳句の違いは
違い | 俳句 | 川柳 |
季語 | 季語を使う | 季語は必要ない |
切れ字 | 文語体(古い時代の言語) 「や」「かな」「けり」が ある。 | 口語体(現在の言語)で 切れ字は必要ない |
表現 | 自然や四季、心象なども 表現する | 人や世相、風俗、歴史など 面白おかしく扱い、風刺的に 表現する |
俳句の切れ字の例
- 「閑さや岩に染み入る蝉の声(しずかさやいわにしみいるせみのこえ)」松尾芭蕉
- 「雪とけて村いっぱいの子どもかな(ゆきとけてむらいっぱいのこどもかな)」小林一茶
- 「赤とんぼ筑波に雲もなかりけり(あかとんぼつくばにくももなかりけり)」正岡子規
川柳の例
- 「忘れた 今日の面接 オンライン」 ないちゃん
- 「無茶ぶりに 無になりうなずく ウエブ会議」 コロナに負けないOL
- 「ドリルする 子の横借りる テレワーク」 びんちゃん
(サラリーマン川柳より)Twitterより見られます(2) 第一生命 サラ川(#フォトサラ)さん (@DL_photosara) / Twitter
知恵袋先生
頭の体操に川柳から始めて慣れたら俳句にと!
お勧めします。