イギリスで2012年ごろにブームになり、ハリウッドセレブ達も実践して話題になったダイエット法です。
2日間の断食(ファスティング)のダイエット方法
1週間のうち2日間を断食日(ファスティング・デイ)としカロリーを通常の4分の1程度に抑え、残りの5日間は普通の食事をするというものです。
2日間の断食ダイエットの効果
イギリスで45日で5kg減の実績も
イギリスでは45日間で体重が5kg減少したという検証データがあります。カロリーを正しく計算し管理することで、ダイエット効果を期待することができます。
アンチエイジングに期待
摂取するカロリーを抑えることで、アンチエイジングや心臓病・糖尿病・高血圧などの生活習慣病のリスクを軽減する効果、ガンやアルツハイマーなどの老年性疾患のリスク軽減にも効果があるとされています。
週2日間の断食ダイエットのルール
- 1週間のうち2日間を断食日とする
- 断食日は通常の4分の1程度のカロリーに抑える(男性は600kcal・女性は500kcalが目安)
- 断食日のカロリー管理は厳密に行う
- 食事は高タンパク、低GIの食品を選び、炭水化物はできるだけ控える
- 断食日は連続した日はNG。月曜日と木曜日など数日間空ける
週2日間の断食ダイエットのおすすめ食材
低GI食品
低GI食品はゆるやかに血糖値を上昇させるので、腹持ちが良く空腹感を緩和させます。 GIが50以下のものを選びましょう。
GIとは、GI(グリセミック・インデックス)とは簡単に言うと、食品を食べた後の血糖値が上がるスピードを数値であらわしたものです。例えばGIは白米=81、玄米=50
<GIの低い代表的な食品>
食材名 | GI |
玄米・雑穀ごはん | 55 |
全粒粉パン | 55 |
ライ麦パン | 58 |
オールブラン | 45 |
そば | 55 |
さつまいも | 55 |
大豆食品(豆腐など) | 30~40 |
乳製品 | 20~35 |
きのこ類 | 25~30 |
お茶・コーヒー・紅茶(無糖) | 10~15 |
野菜類 ※にんじん・とうもろこし・ じゃがいも・かぼちゃをのぞく | 25~45 |
魚・肉類 | ~50 |
良質なタンパク質
タンパク質は適度な満腹感を与えてくれるので、断食日にはもってこいの栄養素。特に卵がおすすめです。卵のほかに、赤身の肉・皮をとった鶏肉・低脂肪乳・大豆などがあります。
野菜・果物・ナッツ類
野菜はご存じのとおり低カロリー。たくさん食べてもカロリーを気にすることはありません。サラダや蒸し野菜にして食べましょう。 ただし、かぼちゃやじゃがいもなどはカロリーが高いので、食べ過ぎに注意。 日中おなかがすいたときは果物やナッツ類を選びましょう。
水分をたくさんとる
水分といっても、水だけではなく、お茶やブラックコーヒーなどもOKです。空腹感を紛らわしてくれるのはもちろん、温めて飲むことで気分をリラックスさせてくれます。 ゆっくりひと口ずつ飲むようにしましょう。
注意点
- 断食の日は2日続けて行わないようにしましょう。
- 妊婦、または授乳中の方は行わないようにしましょう。
- ストレスによるイライラや頭痛などの副作用がある場合もあるため、不調を感じたら中止しましょう。
注意を良く守り安全に行ってください。
「あすけん」より。