節分とは
節分とは「立春・立夏・立秋・立冬」それぞれの前日を指しますが、特に新年の始まりに相当
する 「立春」の前日にあたる節分がもっとも重要視されたため、現在では「節分」というと春の節分を指すようになったといわれています。
2021年の「節分」は、明治30年(1897年)以来124年ぶりに「2月2日」になります、2022年に「2月3日」へ戻りますが、2025年から4年ごとに再び2月2日が続き、今世紀末にかけて頻度が増えていくとされています。
節分に何をするの?
昔は、季節の分かれ目、特に年の分かれ目には邪気が入りやすいと考えられており、さまざまな邪気祓い行事が行われてきました。
豆まき
鬼は邪気や厄の象徴とされ、形の見えない災害、病、飢饉など、人間の想像力を越えた恐ろしい出来事は鬼の仕業と考えられてきました。鬼を追い払う豆は、五穀の中でも穀霊が宿るといわれる大豆です
豆のまきかたは
- 福豆を用意。生の豆でなく、炒り豆(炒る→射る)を!
- 豆まきは夜にしよう。家族全員そろってからね!
- 「鬼は外!福は内!」の掛け声を忘れずに。玄関や窓を開けて「鬼は外!」と2回豆をまき、すぐ戸や窓を閉めてから、「福は内!」と部屋の中に2回まこう!
- 豆を食べよう!自分の年齢+1の数だけ豆を食べると、1年間病気にならないといわれているよ
- 翌日から新年になるため、数え年で一つ多くするというわけです。
恵方巻を食べる
恵方巻は、その年の恵方を向いて丸かじりすると願い事が叶い、無病息災や商売繁盛をもたらすとされる縁起のよい太巻きです。関西地方の発祥の習慣ですが今は全国的に広がっています。
- 恵方を向いて丸かじりで無言で食べきれば、願いがかなう言われています。
- 縁を切らずに商売繁盛の運を一気に頂くの意味と言われます。
- 七福神にちなんで、7種類の具を使うのがいいとされています。
- 大阪の船場で商売繁盛の祈願として始まったと言われています。
2021~2026年の節分と恵方は
- 2021年 ・・2月2日 (火) ・・南南東
- 2022年 ・・2月3日 (木) ・・北北西
- 2023年 ・・2月3日 (金) ・・南南東
- 2024年 ・・2月3日 (土) ・・東北東
- 2025年 ・・2月2日 (日) ・・西南西
鰯(いわし)の頭を飾る
ヒイラギ(柊)の枝にイワシの頭を刺して、魔除けとして飾る習わしです。
- 「柊鰯(ひいらぎいわし)」と言われ、平安時代から行われていたみたいです。
- ヒイラギのトゲトゲの葉が鬼の目を刺してくれる。
- イワシの焼いた臭いニオイで鬼を近ずけないともいいます。
- 家の出入り口に取り付けて鬼などが入らないように、魔除けとします。
ふくろう先生
季節の区切りの節分など行う事で生活や心のゆとりが持てるのでは!
皆様も習慣にしては如何ですか?!