干支には十二支(子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥)あり、それぞれの生まれ年に御守護神がおいでになります。
午年の御守護神は勢至菩薩(せいしぼさつ)さまです。
勢至菩薩(せいしぼさつ)
正しくは大勢至菩薩といいます。智慧の光ですべてのものを照らし、人々を迷いや苦しみから救うとされています。大勢至菩薩と表記されることもあります。智慧とは物事のあり方を正しく見極める力・判断力を意味します。
阿弥陀如来の右脇侍として観音菩薩と共に三尊で表され、独尊で祀られることはほとんどありません。
- 阿弥陀の脇士として慈悲と知力を象徴し、邪気を払い、
- 進路を開き、福徳長寿を授けてくださる菩薩様です。
- 智慧の力で現世を照らし、迷いや苦しみから救うと言われています。
- 観音様が慈悲をもって 救うのに対し、勢至菩薩は智慧をもって救います。
- 智慧明瞭、家内安全、除災招福のご利益があるとされています。午年の人々を守る守護本尊であり、午年に生まれた人々の開運、厄除け、祈願成就を助けるともいわれています。
勢至菩薩(せいしぼさつ)のイラスト画
勢至菩薩(せいしぼさつ)の参考動画(ユーチューブより)
ふくろう先生
勢至菩薩(せいしぼさつ)さまは午(うま)年の生まれの守り本尊(御守護神)さまになります。